タナカの徒然日記 ~クリスマスケーキの話~

 

事務担当の田中です。

冬らしい寒さになってきました。

今年ももうあと少しですね。子供たちは来るべくクリスマスを思い、胸をワクワクさせている頃でしょうか。

そんなクリスマスに向けて何かケーキでも作ろうかと思っているのですが、今年はなかなか時間がなくて試作も作れていません。

みなさんはクリスマスにどんなケーキを用意しますか?

 

私はレストランやカフェでの勤務が長かったため、今までいろいろなケーキを作ってきましたが、ケーキ作りは想像以上に奥が深いです。

卵をどのくらいの量入れて膨らますか、卵白の割合は、イタリアンメレンゲか、フレンチメレンゲか、砂糖の役割や適量、バターの温度や柔らかさ、水分の割合、粉の種類や混ぜ具合、焼成時間、焼成温度、冷菓だとゼラチンやアガーなどの量や溶け具合なども出来上がりに強く影響します。

せっかく焼きあがった!と喜んでもパンやシフォンケーキのように空気抜きをしないと見るも無残な状態になることもあります。

プリンひとつとってみても、濾すという作業を怠ると一気になめらかさが失われるのです。

 

適正な量で、適正な手順で、適正な方法で作り上げていく。

これはケーキ作りだけではなく仕事や生活の中でも気をつけなければいけないことだと思います。

 

事前の準備を万端に、手順よく、頭の中で組み立てながら作業していくと、出来上がりは驚くほど美しくなります。

オーブンの中に入れたらあとは材料たちが仕事をしてくれるのを待つだけです。

焼き時間と温度調節にだけ気をつけて。

 

今年はオーソドックスなイチゴショートを作ろうか、はたまたフルーツタルトを作ろうか、クリスマスらしくブッシュドノエルもいいな、と今から手持ちの材料を思い浮かべながら計画を組み立てていきたいと思います。

 

みなさんも良いクリスマスをお過ごしください!

 

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