真聖建設の田中です。
梅雨に入りじめじめした日が続いていますね。
この時期は湿気で髪がうまくまとまらないので嫌になりますが、この季節ならではの風情を楽しみながら夏を待ちたいと思います。
さて今回はおうち創りの不安についてです。
おうち創りに関する不安は大きく分けて「価格・施工・信用」の3つです。
今回は一番大きな不安「価格」について掘り下げてみようと思います。
おうち創りで最も不安な要素は、やはり建築費用やローンなどお金に関することだと思います。
・住宅ローンの種類
・自分にはいくらの家が建てられるか、
・返済はちゃんとできるか
など、考え出すとなかなか一歩踏み出すことができないかもしれません。
実際に私が家を建てた時も、どこでどれだけの金額を借りることができて、その金利はいくらで何年支払っていくのか、と考えただけで頭が痛くなったものです。
それ以外にも登記などかかる諸費用、見積内訳、税金のことなど知らないことが山ほどありました。
家は多くの人にとって一生に一度の大きな買い物です。
本来ならば、それはわくわくと楽しみなものであるべきですが、安易に建てて将来のライフプランに悪影響を与えるものであってもいけないことは確かです。
そのためにも今の自分の状況をしっかり把握して、いろいろな情報を取り入れながら、少しずつ不安を解消していきましょう!
「どのくらいの住宅ローンを借りられるか」
「無理のない返済が出来るか」
現在の年収や自己資金、親からの贈与、土地の有無、家族構成など、今の自分の資金と力の情報を整理してみましょう。
それには家計の収支に影響する今後のライフプランの変化や、不測の事態が起こることを想定して、出来るだけ借り入れ可能な枠一杯ではなく、余裕をもった計画が大切です。
注文住宅は事前の資金計画がとても大事です。特に土地の購入からのおうち創りをする方は、土地を購入する前に資金相談を受けた方がいいでしょう。
【ライフプラン・メンテナンスを考えたおうち創り計画】
資金計画を立てる際、一時的な出費は、積み立てておくなど準備をしておきましょう。
家を新築すると固定資産税、損害保険など、賃貸ではかからなかった費用が発生します。
【頭金の必要性】
おうち創りをする、あるいは家を購入するとき、頭金20%のほか、諸費用や税金分などは別途準備しておいた方が後々楽です。
住宅ローンは物件の8割までと限定しているものもあります。
2割の頭金が準備できていれば、金融機関の有利なキャンペーン金利も利用しやすくなります。
頭金は大きいほど住宅ローンは小さくて済み、総返済額を抑えられます。
【予算と見積書】
予算を立てる(見積もりをしてもらう)には、具体的な希望の間取り、こだわりやプラン、敷地の情報を工務店に伝えます。
(その前に、見学会イベントへの参加や会社を訪問、インターネットで調べたり、情報誌を取り寄せたりして、おうち創りを一緒にする信用できる工務店の候補を選ぶことが大切です)
【住宅建築費用】
住宅建築費用は、「本体工事費」と「その他(付帯工事費、設計費、諸経費など)に分かれます。
- 本体工事費
「坪単価」は、ほとんどこの本体工事費を基準にしています。住宅設備を入れない建物本体を作る材料費・建設費です。
- オプション工事費
標準仕様を設けている住宅メーカー、工務店は、企画外の仕様にする場合やグレードを上げる場合、追加費用がかかります。
住宅展示場のモデルハウスなどは、ほとんど最上級のオプション仕様です。同じ仕様で作ろうとすると相当な高額になります。
- 付帯工事費
地盤調査・改良費用、水道・ガス管の引き込み工事、建築の足場、外溝工事、上下水道加入料、確認申請書類の申請料、印紙代、敷地図面がない場合の測量費用など。
地盤調査で「地盤の改良工事」が必要になると、数十~数百万円かかります。
また、水道管が道路のどの位置を通っているかで、敷地への引き込み工事費も大幅にかわります。
- 諸費用
建替えの場合は、解体工事費、仮住まい家賃、引越し費用がかかります。
また、ローン手数料、つなぎ融資利息、アンテナ工事、などの他、家具・カーテン、保険、登記、地鎮祭、上棟式、ご近所へのあいさつ回りの品代、大工さんへの差し入れなどがあります。
住宅の価格は本体工事費+オプション工事費+付帯工事費の総額です。
その他、ご自身で用意される想定費用が諸経費です。
こうしてみるとおうち創りには本当にいろいろなお金がかかることがわかります。
それに伴って手続きも複雑なものになっていきます。
こういったお金の話はなかなか相談しにくいかもしれませんが、SHINSEI CONSTRUCTIONではいつでもご相談を受け付けています。
事前にしっかりと情報を入手し、万全な準備をしておうち創りに挑みましょう!