建築部の山本です。
わたしの描く暮らしのテーマに、『子ども部屋を持たない暮らし』があります。
子どもの頃のわたしには、自分の部屋を与えてもらっていました。
6帖の収納無しで、洋室・・・ベッド・箪笥・勉強机を置いていました。
箪笥と言う響きも、現在ではなかなか聞かなくなりましたね(笑)
所謂、一般的な暮らしだったように思います。
夕飯が終われば自分の部屋に引っ込んで、ラジオを聞きながら勉強したり・・・そんなことを思い出します。
今、親となり子育てしていく中で、わたしは家族が集うリビングに重きを置いた生活が気に入っています。
家族で同じテレビを見て、お菓子でも食べながら笑って過ごす時間。
子どもたちの色んな話を聞いたり、顔を合わせること、家族それぞれの姿や気配を常に感じていくことを大切にしていきたいとの想いからです。
これは、現在のわたしの暮らし方でもあり、ずっと描いてきた暮らしです。
今後も変わることはありません。
個別の子ども部屋を持たずに、家族みんなで一緒に寝ます。
子どもたちの勉強机は、3人分並んであります。
子どもたちは、自分の部屋が欲しいと言ったことはありません。
学年や性別など子ども部屋を必要とする場合もあるかもしれませんが、我が家では男女・上は高校生から下はやんちゃな小学生まで3人いて、わいわい暮らしています。
子ども部屋は、必ず無くてはならない・・・そんなこともなくて、我が家のような暮らし方もあります。
どちらかと言うと珍しい方かもしれませんが、わたしはとっても気に入っています。