真聖建設の田中です
さて、突然ですが、皆さんは何にロマンを感じるでしょうか?
宇宙にロマンを感じる人もいれば、恐竜に、遺跡に、古代文明にロマンを感じる人もいるでしょう。
深海に沈んだ古の大都市や、緑に覆われた天空の遺跡、砂の中に埋もれた化石など、興味があることは人それぞれだと思いますが、今回は私がロマンを感じる「オーパーツ」をご紹介したいと思います。
オーパーツとは「場違いな工芸品」のことです。
それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品のことを指します。
水晶髑髏
映画「インディージョーンズ」にも出てきた水晶でできた髑髏。
マヤ文明やアステカ文明など中南米の考古遺物とされているますが、当時の技術水準から考えてあまりにも精巧に造られているため、今では近代に作られたものではないかと懐疑的に考えられています。
アンティキティラ島の機械
1901年にアンティキティラの沈没船から回収されました。
紀元前150-100年に製作されたと考えられていますが、同様な複雑さを持った技術工芸品は、その1000年後まで現れることはありませんでした。
機械の作りが完璧なため、発見されていない試作品や類似の機械の存在が予想されています。
秦の始皇帝の兵馬俑坑出土のクロムメッキの剣
西欧においてクロムメッキが開発されたのは近代ですが、それより遙か以前の古代中国において、どのような方法でメッキされたかは不明です。
ヴォイニッチ手稿
1912年にイタリアで発見された古文書(写本)。
未解読の文字が記され、多数の奇妙な絵が描かれていることが特徴です。
文章に使用されている言語は今まで何度も解読の試みが行われていますが、いまだ解明されていません。
(書いてある植物も実在しているようでしていない)
最後に日本のオーパーツを。
聖徳太子の地球儀
1800年代に発見されました。
南極大陸に相当する大陸や、ムー大陸に相当する部分にも大陸が描かれています。
江戸時代に斑鳩寺の聖徳太子の持ち物とされる物を記した目録の中にも「地中石」と言う名で書かれています。
宇宙が生まれて138億年。
地球が生まれて46億年。
そして人類が誕生しておよそ800万~500万年。
私たちが見て聞いて、把握していることなどほんの一握りです。
世界にはまだ判明していない未知のものがたくさんあります。
それを思うと私たち人間の存在もちっぽけなものに感じます。
小さなことでくよくよするのはやめよう、そう思えるのも私がオーパーツにロマンを感じる要因のひとつかもしれません。
みなさんも時々は日常を離れて、自分だけのロマンを感じるものを追求・探索してみてくださいね。