真聖建設の今井です。
今日は朝から雷や強い雨にびっくりされた方も多かったのでは?
夕方には明るめの曇り空になりましたが、梅雨ももうすぐそこといったところでしょうか。
さて、今回は『おうちの健康』について、この頃思うことを…。
リフォームご相談のおうちにお邪魔することもあり、私はおうちの健康に関心が高まっています。
テレビで見る海外では、築50年60年と経過しているおうちも素敵な暮らしの舞台になっているのを見かけます。
日本でもこの頃は古民家が人気を集めていたりしますが、実際はスクラップ&ビルドが殆どなのではないでしょうか??
今のおうちになるまでの私の住み替えを考えてみると、選択するときに、まずは新築マンションや築浅を希望していました。
手を入れて快適に暮らしていくというよりは、新しいもので…と考えていたように思います。
欧米と日本のおうちとで決定的に違っているのは、『おうちの寿命』。
国土交通省の過去の建設白書の中で試算したものによると、
日本住宅の平均寿命…約26年
アメリカ住宅の平均寿命 約44年
イギリス住宅の平均寿命 約75年
住宅金融公庫利用者調査を見てみても、50%以上の人が40年未満の家を取り壊しているというデータがあり、
日本の家のライフサイクルが短いことが分かります(*_*)
現在おうち創りに携わるようになって思うに、新築時は20年の寿命だと思ってなんていないし、
一生に一度のおうちだ!!と思っている方が殆どのはずではないでしょうか(・_・;)
おうちを建てて20~30年経つと家族構成やライフスタイルが変わり、暮らしに合わなくなる部分がでてきます。
それに加えて、適切なタイミングでのメンテナンスを実施していなくて、故障なども出てきてしまう・・・ということも。
本当は、ずっと大切に暮らしていくおうち。
これからおうち創りを始める方や、もうおうちをお持ちの方にも
新築時に考えておくべきことは?
大切に育んでいくこととは?
それらを私が調べたり考えたりし、これからこのブログで書いていきたいなと思っています。